組織は、個性を持つ人の集合体であり、人は環境によって左右されます。そして環境は組織ごとに異なります。よって組織を有効に機能させるためには、個性の違いを相互に理解することが重要であるとともに、その組織固有の組織文化や風土を考慮した人材と組織の分析が不可欠です。組織・人材診断では、4つの視点からの現状分析と課題解決のための参考資料を提示することで、人を活かす、元気な組織づくりを支援いたします。さらに組織を見る3つのポイントから独自の分析を行います。
CUBICは、過去20年にわたり、組織活性化と人的資源の有効活用という点に着目して研究を進め、様々な手法を開発し、提供してきました。そうしたノウハウを、コンピュータのアプリケーションソフトとして完成したのが、人材・組織診断 CUBIC PSYCHOLOGICAL SYSTEM です。 人・組織を多面的かつ客観的に分析、つまり、個々人の資質・気質といった比較的変化しにくい性格を捉え、組織としての能力(活力)、個人と組織の相性を把握することで、個と組織がフィットし、パフォーマンスの最大化を実現することを目的としています。
採用を成功させるには、組織内にどういう人材が必要かを見極め、それにふさわしい人物を選抜することが重要です。CUBIC は、現有社員のデータを基に組織に必要な人物像を適性の面から割り出し、各組織独自の採用基準を策定することが可能です。
個々の特性をとらえ、人材を適材適所に配置させ活躍させることは、組織の活性化に欠かせません。CUBIC は、自己評価と他者評価の2側面から個人の特性をとらえることで、その人物の良い点や努力を要する点を浮き彫りにします。それらをふまえた上で、社員の教育や指導、あるいは配置・異動等を行うことにより、人材の有効活用に寄与します。
組織を構成する個人の行動や特性等の重要因子を正確に捉えることは容易ではありません。CUBIC は、各社員 の意見を集積し、さらに必要があれば、組織内の人間関係やメンバーの行動特性、管理者の能力評価等も併せて行い、組織の問題点を明確化することができます。